夜が笑っている:織井茂子
2013年05月08日
89.「夜が笑っている」:織井茂子
夜がクスクス笑うから

映画「アリス・イン・ワンダーランド」のパンフレットより
私が生まれたのは1950年5月。
その頃、流行の歌を聴く方法はレコードかラヂオしかありません。
我が家にテレビジョンがやってきたのは、1958年前後だったでしょう。
ちょうどこの「夜が笑っている」が発売された頃かなと。
織井茂子さんの代表曲「黒百合の歌」が大ヒットしたのが1953年頃。
この歌はもちろんラヂオから盛んに流れていたので、聴いていたはずです。
当時もちろん「君の名は」など知らない幼児でしたが、
彼女の歌声は体内にしみ込んでいたと思うのです。
たぶんその歌唱の迫力に圧倒されて。
しかし織井さんの顔はまだ知りません。
そしてこの「夜が笑っている」が発表された1958年、
TV番組「日真名氏飛び出す」や「月光仮面」には夢中になっていましたが、
歌番組を見た記憶がありません。
相変わらず織井さんの歌う姿はしらないまま、
この「夜が笑っている」と出会いました。
おそらくこれもラヂオで聞いたのでしょう。
8歳か9歳の子どもには刺激が強過ぎたのかもしれませんが、
懸命に歌詞の意味をつかもうと聴き入ったおぼえがあります。
当時の私に歌の主人公の女性の心がわかるはずもありませんが、
まちがいなく、オトナとヨノナカへの奥深い暗がりを感じ取りました。
「黒百合の歌」のアイヌ娘の激しい情熱、
「夜が笑っている」の少々蓮っ葉に張り続ける強い意地、
私が惚れた二つの曲の歌手の歌い姿をTVで見たのは、その数年後だったでしょうか。
ほお骨の張った、目力の強い、モダンな容姿で歌う本格派の方でした。
なるほど、こういう人だったのか、と何だか感心したものでした。
でも、「夜が笑っている」の主人公に幾分、水商売の匂いを感じていた私は、
この人はそういう仕事にはつかないだろうな、と意外に思いました。
この曲における星野哲郎さんの歌詞は鮮烈でした。
虜になったオトナはたくさんいたに違いありません。
作詞:星野哲郎
作曲:船村徹
唄 :織井茂子
夜がゲラゲラ わらうから
口惜し涙が こぼれるだけさ
巻末のおまけです、「黒百合の歌」
http://www.youtube.com/watch?v=Qzjf-1nJJUo&feature=share&list=PLA33BA753C63A17C9
夜がクスクス笑うから
映画「アリス・イン・ワンダーランド」のパンフレットより
私が生まれたのは1950年5月。
その頃、流行の歌を聴く方法はレコードかラヂオしかありません。
我が家にテレビジョンがやってきたのは、1958年前後だったでしょう。
ちょうどこの「夜が笑っている」が発売された頃かなと。
織井茂子さんの代表曲「黒百合の歌」が大ヒットしたのが1953年頃。
この歌はもちろんラヂオから盛んに流れていたので、聴いていたはずです。
当時もちろん「君の名は」など知らない幼児でしたが、
彼女の歌声は体内にしみ込んでいたと思うのです。
たぶんその歌唱の迫力に圧倒されて。
しかし織井さんの顔はまだ知りません。
そしてこの「夜が笑っている」が発表された1958年、
TV番組「日真名氏飛び出す」や「月光仮面」には夢中になっていましたが、
歌番組を見た記憶がありません。
相変わらず織井さんの歌う姿はしらないまま、
この「夜が笑っている」と出会いました。
おそらくこれもラヂオで聞いたのでしょう。
8歳か9歳の子どもには刺激が強過ぎたのかもしれませんが、
懸命に歌詞の意味をつかもうと聴き入ったおぼえがあります。
当時の私に歌の主人公の女性の心がわかるはずもありませんが、
まちがいなく、オトナとヨノナカへの奥深い暗がりを感じ取りました。
「黒百合の歌」のアイヌ娘の激しい情熱、
「夜が笑っている」の少々蓮っ葉に張り続ける強い意地、
私が惚れた二つの曲の歌手の歌い姿をTVで見たのは、その数年後だったでしょうか。
ほお骨の張った、目力の強い、モダンな容姿で歌う本格派の方でした。
なるほど、こういう人だったのか、と何だか感心したものでした。
でも、「夜が笑っている」の主人公に幾分、水商売の匂いを感じていた私は、
この人はそういう仕事にはつかないだろうな、と意外に思いました。
この曲における星野哲郎さんの歌詞は鮮烈でした。
虜になったオトナはたくさんいたに違いありません。
作詞:星野哲郎
作曲:船村徹
唄 :織井茂子
夜がゲラゲラ わらうから
口惜し涙が こぼれるだけさ
巻末のおまけです、「黒百合の歌」
http://www.youtube.com/watch?v=Qzjf-1nJJUo&feature=share&list=PLA33BA753C63A17C9
Posted by gadogadojp at 20:30│Comments(0)
│歌